コラム 2020.07.07飛行実績の報告の方法について 1 飛行実績報告とは?(1)航空法第132条に定める「飛行禁止空域」における飛行❶無人航空機(ドローン)の飛行により、航空機の安全に飛行の影響を与えるおそれのある空域❷人又は家屋が密集している地域の上空(国土交通省/航空局ポスター より一部引用)(2)航空法第132条の2に定める「飛行の方法」によらない飛行❶夜間飛行 ❷目視外飛行❸第三者の人又は物件から30m以内で
NEWS 2020.06.30ドローン(無人航空機)の機体登録が義務化 1 令和2年6月17日法改正の概要令和2年通常国会の最終日に・航空法・小型無人機等飛行禁止法の改正が議決されました。改正の背景にあるのは、ドローンの法令違反や事故が増えているということです。令和元年10月〜11月には関西国際空港でドローンの飛行がたびたび目撃され、航空機の欠航や遅延が相次ぐなど大きな影響が出ました。法改正の趣旨は2本立てとなっています。① 機体を
コラム 2020.05.26「全国包括許可承認済」の落とし穴 久しぶりの投稿です。今日は『全国包括許可承認』という言葉について考えていきたいと思います。1 全国包括許可承認を取得している=万能ではないもし、ドローンの空撮を依頼する時にその業者が、『私たちは全国包括許可承認を取得済です!』と言っていたらどのように感じますか?率直に「安心できる」という感想を持つ方は多いと思います。また、「全国包括」という言葉を聞くと、「全国い
コラム 2020.04.20FISSを利用していますか? 1 FISS(飛行情報共有機能)がスタートして1年が経過しましたドローンを飛行させるにあたり、多くの人が「DIPS(ドローン情報基盤システム)」を利用しているようです。DIPSはネット上でドローン(正確にはドローンの中でも200g以上の無人航空機が対象)の飛行について、許可や承認を簡単に申請できるシステムです。その「DIPS」に「飛行情報共有機能(FISS)」が追加されたことはご存
コラム 2020.04.19令和元年航空法改正とは? 「改正航空法」と言うと一般的には平成27年12月に施行されたものを指します。ドローンが広く使用されるようになり、これまでの航空機に加え無人航空機(200g以上のドローン)を定義し、その規制の仕組みを作りました。しかし、その後もドローンをめぐる情勢は常に変化し、改正は続けられています。今回は最新の 令和元年9月18日改正 について振り返ってみます。その内容は…1 アル
コラム 2019.10.12知床の撮影映像を紹介 知床が世界自然資産に登録されて14年。流氷到達の南限に位置し、流氷がもたらす栄養分によって植物プランクトンが増殖し、それを出発点として海から森の生態系にわたるダイナミックな食物連鎖網を形成しています。そんな知床で生きる人々の姿を撮影しました。撮影時期は8月初頭。カラフトマスの定置網漁が盛んな時期です。https://youtu.be/7HaGz3sMMxIドローン撮影