コラム

【部屋でできる】ドローン練習

部屋でできる練習とは?

ドローンの飛行練習は常に続けたいものです。ただ、都会などでは「気軽に飛行させる場所がない!」と頭を抱えている人は少なくないことと思います。
ただ、ドローンの飛行練習は継続的に行いたいものです。「今は自動航行できるから大丈夫!」と思っていても、現段階ではやはりマニュアルで飛行させる技術はかかせません。

❶自動航行の前にマニュアル飛行で安全を確かめる(電波の状況や対地高度など)
❷RTH(リターントゥホーム)する時、RTH高度に上昇するまでに障害物がある
❸室内(そもそもGPS環境が無い!)
といった場合には、自動航行ではなくマニュアルで飛行させる必要が出てきます。

少し偉そうなことを書いてしまいましたが、これは自分への戒めの言葉だと思ってご容赦下さい。毎日とは言えなくても、定期的には練習したいですよね。ただ、なかなか飛行させる場所が近くになくて…という人も少なくないでしょう。そんな人のために、自宅で練習する方法を紹介します!自分が練習してためになった、というものをご紹介します。

1 トイドローンで練習

最近は高度維持機能がついたトイドローンが増えてきましたが、その機能がついていない機体の方が練習になります。例えば…
Hubsan X4 HD
などは練習機としておすすめです。
最初は高度を維持しながら、他のスティックを同時に操作することが大変です。でも、この「複数のスティックを操作することに慣れる」というのが、ドローンの操縦では肝ですよね。空撮の場面では、これにチルトやパンといったカメラ操作が入ってきたりしますし。そういった能力は本当に大切だと感じています。
では、早速練習内容を見ていきます。

(1)基本練習

このような練習方法は多くのサイトで紹介していると思います。

❶ホバリング(その場で静止。高度維持機能がついていないと、最初はこれだけで結構大変)
❷ピルエット(場所を変えずにその場で回転)
❸四角形進行 機体を前➝右➝後ろ➝左にすすめます

(2)着陸の練習

このあたりから少しずつ難しくなります。

❶着陸させる場所に目標物を置きましょう。機体よりも少しだけ大きいものがベストです。雑誌でも空箱でもなんでも構いませんが、そこに着陸をねらいます。
❷正面ホバリング(機体と自分が同じ向き)からの着陸
❸対面ホバリング(機体と自分が向かい合う向き)や、横ホバリングからの着陸
❹ある場所から正面で離陸させ、別の場所に対面で着陸

(3)風に対する練習

対面ホバリングの状態で風に対抗しようと思い、舵を入れたら逆向きで、機体が一気にすっとんでいった、という人はいませんか?
ホバリング中に吹いてきた風に対して、逆舵を切らずに正確にあて舵をいれる練習は大切です。

❶扇風機やエアコンの風を調節(最初は弱く、慣れてきたら強く)
❷風の中に入り、正面ホバリングで機体を安定させる
❸❷を対面ホバリングや横ホバリングで

(4)仕上げ

この状態で機体を意のままに操れるまで練習したいですね!
❶扇風機やエアコンの風を調節して
❷8の字飛行やノーズインサークル(POI、機体がサークルの中心を向いた状態で円を描く)

2 シュミレーターで練習する

ドローン操縦のシュミレーターとしてはReal Flightがとても評判が良いです。ただ、できれば無料で練習したい!という人には、「DJI フライトシュミレーター」がおすすめです。無料のアプリとは思えない、グラフィックの美しさと操作感を持ち合わせています。Attiモードで練習することもできます。

こちらは、オープニング画面です。

DJI フライトシュミレーター公式ホームページ

DJIの汎用的な機体のプロポを持っていれば、PCとつないで自分のプロポで練習できる!というのがおすすめポイントです。ただし、PCのスペックがある一定以上必要になってくるので注意して下さい。
また、このアプリはプロポのモニターを見ながら操縦するモードがあり、実際の空撮場面に近い形で練習すことができます。

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